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いい加減で好い加減な仕事?


腕時計のメタルバンドが切れたと言う年配の女性が来られ修理の依頼。
気に入っているので直したいが、バンドを買うほどの予算はないとの事。
一応念のため、調べてみるが、古すぎて部品もない。
正規の修理はできないが、使えればいいとの事で、こりゃ一丁やってみますかと
やったのが、あり合わせのストックパーツをまげてバンドの一部を製作。
少し隙間が空いたが、適合する似たようなバンドから部品取りする予算もないので
しかたがない選択だったが、離れれば分からない程度なんで、お客様は、大満足で喜んでくれた。
これで、式典に気持ちよく出れますとの事。多分、高い時計も持っているんだろけど、
毎日つけている気に入った時計が一番なんだろう。そんな話を聞いた。

で、話はもとに戻るが、日本製系のメタルバンドって、凄い技術が入っている。
いつも驚かさせられる。
まず全部似たようなコマなんで、簡単に取れたり外れたりするかなと思いきや
外れるところと外れない所があり、外れないところは、絶妙に角度サイズが違い、
また、板金レベルで外すと戻せない仕組みというか、力がかかるので
互いに支え合う構造になっているのです。
なので、ほぼプレスで繋げているので分解不可で
一部壊れてもバンド片側全部交換や
時計側の接続部が壊れるとバンドごと交換で
高かったというの事例になってしまいます。
前に、腕が太い人が社外の時計バンドを二個買うから繋げてくれという依頼を受け、
単純に2個繋げて伸ばせるかと思いきやコマ4,5個ぐらい分しか外せず、
結局予備のコマを問屋から複数取寄せて伸ばしたという事例もありました。
という事で意外に時計バンドは、見た目と違い意外に難儀だという話でした。